アニメなど海賊版サイトを駆除へ NHKニュース より
国は国内のアニメ制作会社や出版社など15社と連携して、新たに海賊版サイトの大規模な駆除作戦に乗り出すことになりました。
具体的には、来月1日以降、国が把握している海外のおよそ580の海賊版サイトの運営者に一斉に削除要請するとともに、数百円程度支払えば、新作を含むおよそ250の作品が見られる正規版のサイトに誘導するサイトを新たに公開し、ファンを増やすということです。
ここで気になるのが「
数百円程度支払えば、新作を含むおよそ250の作品が見られる正規版のサイトに誘導するサイトを新たに公開」の部分で、現状の日本企業が運営しているサイトはこれとはほど遠い量の作品しか公開されていない。
ニコニコニュースでも取り上げられている
アニメ海賊版サイトに国が大規模駆除作戦実施 被害は中国からだけで約5600億 | ニコニコニュース
日本企業が運営している2つのサイトを例にすると、(日本からはアニメ作品は見られない)
一方で海外向けに公式配信されているサイトもいくつかある。
ここでは最大手の Crunchyroll を例に説明すると、最新話(日本で一番最初に放送される局)が放送終了後に有料会員限定(月額6.95$)で公開され、最大で1080pの動画が見られる。そして1週間後に一般ユーザーも見られるようになり、基本的に過去の作品はSD画質で全話無料公開である。
アメリカでどのようなアニメ作品が公開されているかの一覧
List of US anime simulcasts - Wikipedia, the free encyclopedianiconico はかつて英語版のニコ動を運営していて、日本では有料なのに海外向けには無料公開したり、日本ではSD画質なのに海外向けにはHD画質だったりと日本向けとは差別化して運営していたが、日本のニコ動に一本化して niconico として海外向けのニコ動はサービスを終了した。
英語ニコ動 日本ニコ動に統合する日本向けにアニメを公式配信していてかつ、無料でHD画質で見られるのは
日テレオンデマンド くらいしかなく、niconico では意図的に画質を一定以下に下げている。ニコ動では 360p の平均 704kbps の固定に、PC以外でも見られるようにエンコードしているので圧縮率はそれほど高くない。そして一部のニコ生では 288p と通常の 398p よりも低解像度で配信したり、FME を使って配信しているので x264 は使えず容量当たりの画質はニコ動よりも悪い。
- 関連記事
-
コメント