動画再生前広告がもたらすものとは

今日公開された伴龍一郎さん(プラットフォーム事業本部 本部長代行)のインタビュー記事に4月初めからニコニコ動画の動画再生前広告を導入する予定であることがわかり、プレミアム会員なら回避できるとかできないとかの憶測が流れている。

niconico「クリエイター奨励プログラム」、総支払額8億3000万円超 「これだけで食べていける人も」 (1/2) - ITmedia ニュース

動画再生前広告(CM)といえば、YouTube が有名である。動画の権利者が広告設定している場合と、動画の権利者が違法、または無断アップロードされている動画に対して動画を消さない代わりに広告を設定する場合の2種類がある。

今回の niconico は、「向こう1~2年で2億円程度を奨励金の原資に加えることを目指す。」とあり、動画投稿者が自分の動画に広告を設定するものではなく、強制的に広告主が動画再生前に広告を載せるものになりそうだ。推測だが、チャンネル動画や公式動画には広告がつかない、もしくは自分で広告が設定できて、ユーザー投稿動画限定で広告がつくのではなかろうか。
似たような事例に動画再生前広告ではなくて、生放送終了後広告で大批判を受けて8時間で停止してしまったニコニコ超会議CMというのがある。

【停止】期間限定でロスタイム復活‐ニコニコインフォ

この動画は2012年の超会議を宣伝する目的で、生主が応募した動画をつなげたのもが放送枠が終わると同時に強制的に流れる仕様だった。

生主が作る超会議CM 完成イメージ
生主による超会議CM PART1
生主による超会議CM PART2
生主による超会議CM PART3
生主による超会議CM PART4
生主による超会議CM PART5

これらの動画は世界の新着動画のようにニコニコ動画内の動画を引用して再生するのではなく、生放送と同じ形式で流しているので再生を止めるのはできなかった。見るのをやめるにはブラウザバックかページを閉じる。

これに言及した記事:【ニコ生】 あの懐かしかったロスタイムは戻ってこない

今回の動画再生前広告は企業が作った広告になり無名の人の動画ではなくそこまでの批判はないと思うが、多様化するユーザーに見合った広告が流れるのか注視したい。

追記 2014/04/10
再生前動画広告のお知らせ ~収益はクリエイター奨励プログラム原資に追加~‐ニコニコインフォ
ニコニコ動画の「再生前動画広告」販売を開始|ニュース|広報情報|株式会社ドワンゴ
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