まとめ
libx264 はエンコード速度も容量も一番だったが デコードの消費メモリが多いので万能ではなかった。しかしPCスペックに余裕が有り素材が少ないのなら libx264 は十分候補になる。次点は utvideo、バランスよく使い勝手が良さそうだ。使えないと思ったのが prores、デコードに多くのメモリを消費する。
PC環境
- OS Win7 64bit
- CPU corei5 3470
- RAM 12G
エンコード・デコードツール
動画情報
- 解像度:640x360
- 29.970 fps
- 60秒
- 1804フレーム
- 映像のみエンコード
エンコード出力先を Dataram RAMDisk v4.0 で作成した Hドライブ(2GB)に指定
RAMDisk - Software - Server Memory Products & Services - Dataram実験方法
AviUtl の ffmpegOut で ffmpeg を使用し時間を測った。
デコードは出力された動画をAviUtlに読み込んだ時の消費メモリ。
映像のコマンド設定
- -vcodec libx264 -preset ultrafast -x264opts qp=0
- -vcodec ffv1
- -vcodec prores
- -vcodec utvideo
- -vcodec ffvhuff
- -vcodec huffyuv
エンコーダー | 3回平均(秒) | 容量(MB) | デコード(MB) |
libx264 | 2.70 | 34.5 | 54.9 |
ffv1 | 14.87 | 129 | 46 |
prores | 7.57 | 155 | 70 |
utvideo | 4.63 | 197 | 47.8 |
ffvhuff | 3.27 | 289 | 49.7 |
huffyuv | 4.10 | 376 | 50.3 |
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